ゼミナールの目的

ネットワークシステム、仮想化技術、サーバ管理、アプリケーションなど情報システムに必要となるすべての機能を理解する
 通信・ネットワークというのは、本来、物理層の一番下位層を支えるものです。光技術によるネットワークは、いまでも通信という分野に含まれますが、ネットワークということばは、その他の階層にも入り込んでいます。
 この研究室では、通信・ネットワークという分野を、かなり広い意味にとらえています。「ネットワークシステム」、「仮想化技術」、「サーバ管理」、「アプリケーション」、この四つの分野は、そういう広い捉え方から選んでいます。
 
この知識をベースに、将来のキャリアと卒業研究を考える
 ゼミナールは、通常、研究室での研究活動への準備、という位置づけです。このゼミでも、いままでより専門性を上げた知識を習得する授業と考えていますが、それだけではなく、自分の興味と特長、自分の専門性を意識して、その先の就職、将来のキャリアを考えることをテーマとしています。
 

ゼミナールの内容1

情報システムに必要となるすべての機能を理解する
 
通信・ネットワークシステム
ルータ、スイッチとホストPCを基本にしたネットワーク設計と構築
IPv4とIPv6によるインターネット


 
仮想化技術
情報通信における仮想環境が急速に広がっています。
サーバだけでなく、ルータもスイッチ、さらに通信システムまでも、仮想的な環境の中で構築されるようになってきています。
ゼミナールでは、まずプロセッサーとメモリを基本にしてクラウドのサーバ機能すべてを構築します。
仮想化技術は、すべてVPNをベースにしたネットワーク経由で体験できます。

 
サーバ管理
LinuxOS上にデータベース、Webサーバ機能などを構築するサーバ管理

 
アプリケーション
Webベースのアプリケーションのアイデアとその作成

ゼミナールの内容2

応用情報の三つの分野と将来のキャリア
 
情報の三つの柱の中から、なにを選んでも就職先が制限されることはない

 
選んだ分野の知識をどういう形で使うのかを考える
企業情報を調べる中で、企業におけるその知識の使い方を考える
 

ゼミナールの内容3

情報システムの知識をベースに考える将来のキャリア
 
将来のキャリアを考える上で、以下のことが重要
 
・ソフトウエアの仕事をするにしても、今のアプリケーションで通信・ネットワークを使わないものはない
・とくに、通信会社、総合電機メーカを目指すなら、下図の四つの機能をすべて理解する必要がある
・下図の四つの機能の中で、仮想化技術の動向が今後もっとも重要
・もうひとつ今後重要になるのが、コロナ禍でディジタル化は加速される、ということ
・しかし、すべての情報系企業の業績が継続的に向上するかどうかは不透明
・重要なことは、企業を選ぶだけでなく、自分のスキルを常に向上させること
・個人のスキルが、今まで以上に重要になる
 
以上のようなこともゼミナールの中で議論していきたい

 

これまでの研究テーマ

分割型電子透かし手法によって、映像ファイルにユーザ情報を埋め込む著作権管理方式
 映像データに利用者情報を埋め込む手法として、映像品質を劣化させることなく利用者情報を埋め込む新しい電子透かし手法の研究をしています。
 この技術は、映像データをコンテンツとして配信するときに、この技術で利用者データを埋め込むことで、コンテンツが不正に流出したときに、流出元を特定することを可能にします。
 著作権管理分野に分類される技術です。


コンテンツ配信における携帯電話認証
 Webアプリケーションにアクセスする利用者を、正規の利に用者かどうかを確認する利用者認証にかかわる技術です。
 Webサービスのセキュリティ技術に分類される技術です。

コンテナによる仮想環境を利用して、データを安全に長期保存するシステム
 クラウドやアーカイブに保存される利用者がアップロードするデータの保存方式にかかわる技術です。従来、クラウドやアーカイブでは、利用者が保存するデータは、どのように保存されているかは、明らかにされていません。この研究では、利用者のデータを、利用者ごとの領域に集めて管理します。このとき、コンテナという技術を応用します。この研究では、このコンテナ方式をベースにした領域を、銀行の貸金庫のような空間にすることで、利用者データを安全に保管することを目的としています。
 クラウドのセキュリティ技術に分類される技術です。

 

今年からの研究テーマ

Webサーバにおける高セキュリティ処理方式の研究
今年からはじめる研究テーマです。まだ内容も最終目標もはっきりしませんが、従来のネットワークのセキュリティとは異なった発想で進めたいと思っています。
ネットワークのセキュリティ、とくにWebサービスのセキュリティは、大量のアクセスに対する高速なセキュリティ、という前提がありますが、この研究では、少し異なる前提条件で研究を進めていく予定です。内容については、今年後半でだんだん明らかにしていく予定です。
 
Webサーバにおける高セキュリティシステムの設計法に関する研究
Webサーバにおける処理の分割・隔離方法に関する研究
Webサーバ内のデータ送受信方法に関する研究
 

ゼミナールの進め方

毎週ひとつのテーマで演習
技術的なテーマ:ネットワークシステム、仮想化技術、サーバ管理、アプリケーション
 
ディスカッションをします
通信ネットワーク企業、情報システム企業の現状と課題
 
個別面談
将来のキャリアについて面談を複数回行います
・インターンシップへの対応
・応募企業の選択
・就職活動への準備
・卒業研究のテーマ
 
定例行事
4年生の卒業研究発表会と同時にゼミの報告会を行います
毎年2月です。
 
ゼミナールの日時などの予定など
ゼミメンバーが決定してから相談します
 
ゼミナールやその他いろいろな問い合わせ
実際に面談できない状況ですから、メールか、希望があればWeb会議で対応します。
 とりあえず、ここにメールを。
 kihara.masami@nihon-u.ac.jp
 

研究室にかかわるその他の内容

研究室について、たとえば、過去の卒業研究、修士論文のテーマ、外部発表などについては、この研究室の他のページを見てください。
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卒業生の進路

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ゼミナール全体資料

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